第9回大腸ステント安全手技研究会 学術集会(2021年11月5日開催)

第9回大腸ステント安全手技研究会 学術集会

第9回大腸ステント安全手技研究会 学術集会は、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染状況を鑑み1年の延期となりましたが、第5波収束とJDDW 2021神戸のハイブリッド形式での開催を受け、幸いにも現地で開催することができました。コロナ禍での開催のためJDDWの現地参加者が大幅に減少したにもかかわらず、本研究会は予想を超える65名の方々にご参加をいただき、無事に終了することができました。 主題として「ステント後の化学療法」、「Bridge to Surgery(BTS)の現状と問題点」を取り上げ、一般演題を含め16題の演題応募をいただきました。とてもマニアックで熱い議論が展開されました。ステント企業の方々には、製品を展示していただき手に取る機会をいただきました。また、ミニレクチャーを企画し、佐々木隆先生に「ミニガイドラインを振り返る」、齋藤修治先生に「ESGEのクリニカルガイドラインについて」、花畑憲洋先生に「大腸ステントの導入ガイド」というテーマでご講演いただきました。特別講演として、倉持英和先生に「大腸ステント挿入後の大腸癌化学療法」、板橋道朗先生に「大腸ステント黎明期を振り返って」という演題名でご講演いただきました。久々の対面での議論がとても盛り上がり、大幅に時間延長となりましたが、大変面白い学術集会となりました。

最後に、ご参加いただきました皆様、ご賛同いただきました企業の方々、運営をお手伝いいただいた方々に心より感謝申し上げます。


第9回大腸ステント安全手技研究会 学術集会 当番世話人 大木岳志